1,200年以上の歴史を有する古刹・三井寺を舞台に、和歌、声明、能、邦楽、クラシック音楽、現代音楽など多様な表現と異なる思想を響き合わせ、単なるジャンルの融合にとどまらない、音楽を通じた『平和の文化』の可能性を探ってきた「おとの三井寺」。本公演は、その初の海外公演となります。


日本文化に流れる静けさと、音と間(ま)の感覚を軸に、現代的感性へとひらかれた舞台を描きます。和歌をテーマにした藤倉大の新曲も、本公演の核となります。


出演は、能楽師の辰巳満次郎、謡・辰巳和磨、尺八・藤原道山、三井寺流声明衆、そして「おとの三井寺」芸術監督であり、パリで学んだクラリネット・吉田誠。観客を、文化や歴史の境界を越えた静謐な「響き」の体験へと誘います。