映画「あん」の原作者を迎えての講演会。「あん」は2015年カンヌ映画祭への招待を受けた河瀬直美監督の作品。上映以来、日本はもとより欧州、英語圏、アジアで話題を呼んでいる。

ドリアン助川は、ニッポン放送の深夜ラジオで長年DJを務め、若者との電話人生相談で得た経験から「あん」を着想。どら焼きをつくる若者とハンセン病患者が現在社会でどう共生するか、20年に渡って模索してきた。

第25回読書感想画中央コンクールの指定図書(中学・高校生部門)。英語、ドイツ語、スペイン語、韓国語、フランス語に訳され、現在も重版中。