2015年のショパン国際ピアノコンクールで、日本人で唯一のファイナリストとなった小林愛実。
今、世界的な活躍が期待できる日本の若手ピアニストとして最も注目を集めている。パリではじめてのリサイタルとなる本コンサートは、小林愛実の音楽性が存分に発揮されるショパン、リストの曲目でお届けする。


小林愛実:
1995年9月23日山口県宇部市生まれ。現在、東京都/フィラデルフィア在住。
8歳より二宮裕子氏に師事し、2011年桐朋学園大学付属高校音楽科に全額奨学金特待生として入学。2013年よりフィラデルフィア・カーティス音楽院に留学。現在、マンチェ・リュウ教授に師事し研鑽を積んでいる。
3歳からピアノを始め7歳でオーケストラと共演、9歳で国際デビューを果たす。2004年 (8歳) ピティナ・ピアノコンペティションJr.G級 (16歳以下) 出場最年少で金賞。2005年(9歳) 全日本学生音楽コンクールに史上最年少優勝。2009年アジア太平洋国際ショパンピアノコンクール (韓国) ジュニア部門優勝。2011年ショパン国際コンクールin Asia アジア大会、コンチェルトの最高部門で金賞。
2005年 (9歳) 以降、ニューヨーク・カーネギーホールに4度出演、パリ、モスクワ、ポーランド、ブラジル等に招かれ、スピヴァコフ指揮モスクワ・ヴィルトゥオーゾ、ブリュッヘン指揮18世紀オーケストラ、ジャッド指揮ブラジル響等と共演。ポーランドには、「ショパンとヨーロッパ」国際音楽祭ほか、協奏曲のソリストとして度々招かれた。国内では、読売日響、東京フィル、兵庫芸術文化センター管弦楽団、日本フィル等と共演し、サントリーホールをはじめ、各地でもリサイタルを行い高い評価を得る。
2010年 (14歳) 「デビュー!」でCDメジャーデビュー、翌年セカンドアルバム「熱情」をリリース (EMI CLASSICS) 。また、同年ショパン生誕200年記念に際して、ポーランド政府より「ショパン・パスポート」を授与された。
幼少期より多くのメディアから注目を集め、フランスのLCIテレビのドキュメンタリー、日本テレビ「深夜の音楽会」、テレビ朝日「題名のない音楽会」、NHK-BS「みんなのショパン」、NHK-BSプレミアム「クラシック倶楽部」など多数のテレビやラジオ番組にも出演。