パリ日本文化会館では、2004年に続き第2回目となるアーティスト・イン・レジデンス展を開催します。
招聘アーティストは、日用品をナフタリンで象ったオブジェにより時の経過を視覚化するインスタレーションを創作する宮永愛子、 鉛筆のタッチで画面全体を埋め、消しゴムを使ってモノクロムの静謐な流れを抱き込んだ空間を紙面上に出現させる関根直子の二人です。
それぞれ異なった素材や手法を用いて、時間や風景をめぐる作品を発表し、日本でも高く評価されています。フランス初登場の二人が、パリの地を舞台に2カ月の滞在制作の成果としてどんな作品を発表するか、どうぞご期待ください。 日本の最新の現代アート鑑賞の機会をお見逃しなく。