パリ日本文化会館では、能楽師和泉流狂言方・千葉大学客員教授である小笠原匡氏との協力の基、これから3季にわたり、能・狂言や歌舞伎、文楽など、日本の伝統的な舞台芸能に焦点を当てたプログラムを展開します。その第一弾として、日本の伝統芸能の一つである「文楽」(人形劇の人形浄瑠璃)を特集した体験講座、講演会、実演を行います。また、併せて、小笠原匡氏による狂言の体験講座も実施します。

●5月3日(火)16時~17時30分 (90分)
文楽体験講座 
参加費 : 5ユーロ

実際の三人遣い人形や一人遣い人形を、プロの指導のもとに足遣い・左遣い・主遣いを体験していただきます。
【講師】 吉田玉佳(よしだ たまか) 吉田玉翔(よしだ たましょう) 吉田玉路(よしだたまみち)

●5月3日(火)19時~20時30分 (90分)
講演会「文楽とは」~傀儡から人形浄瑠璃へ~ 
入場無料

「文楽」の歴史や特徴、わかり易く楽しい鑑賞方法を、DVD等を交えてお話し致します。  
【講師】 小笠原匡

●5月4日(水)19時~20時30分 (90分) 
文楽実演 「人形浄瑠璃文楽の魅力」 
入場料:5ユーロ

文楽の解説や人形についての説明、実演などを行った後、「三番叟」(さんばそう)、「艶容女舞衣」(はですがたおんなまいぎぬ)などの演目より部分的に実演します。
【案内役】 小笠原匡
【ゲスト】 文楽人形遣い 吉田玉佳 吉田玉翔 吉田玉路

●5月6日(金)19時~20時30分 (90分)
狂言体験講座
参加費 : 5ユーロ

小笠原匡氏による、今季から3回にわたる狂言体験講座です。今回は、その初回である『序』として、構え・運び・喜怒哀楽など基本的な所作や感情表現を体験していただきます。