桃山から現代に至る萩焼の歴史を、茶陶・用の器・置物という3つの視点から辿る大型展。江戸初期の茶器名品の数々に加え、これまで紹介されることの少なかった江戸期の置物群、現代作家作品などもあわせて展示された。来場者は時間を超越した斬新な造形や微妙な色彩、存在感に驚き、立ち止まりながら熱心に鑑賞していた。