クレアパリでは、日本の地方に根付いた伝統工芸品や伝統産業技術にスポットを当て、日本の地方が持つ知られざる魅力を発信する企画展「『伝統と先端と』~日本の地方の底力~」を、2022年11月2日(水)から11月19日(土)までパリ会場にて開催します。
この企画展に関連して、日本の伝統技術を体験できるワークショップ「組子コースターづくり」を実施しますので、是非ご参加ください。



組子細工とは、釘を使わずに木を組み上げる伝統的な技術です。
多くの木のパーツを細かく正確に切り出すことで、それらを隙間なく組み合わせることができます。組子の技術を用いて建築された日本最古の建造物である法隆寺の起源は、飛鳥時代にまで遡ります。この技術の繊細な仕上がりは建物だけでなく、家屋の仕切りや小物にも応用されてきました。
今回のワークショップでは、1954年から伝統を受け継ぐ三浦木工製作の木のパーツを組み合わせてコースターを製作し、組子細工の基本を体験していただきます。様々な幾何学模様を取り入れて、自分だけのコースターを作ってみてください。