<作品概要>
2016年『淵に立つ』でカンヌ映画祭「ある視点」部門審査員賞を受賞した深田晃司監督が、同作の筒井真理子を主演に迎えて完成させた衝撃のヒューマンサスペンスドラマ。ある事件をきっかけに〈無実の加害者〉に転落した女が、運命を受け入れ、それでも生きていくと決意するまでの絶望と希望を描く。2019年ロカルノ映画祭コンペティション部門招待作品。

<ストーリー>
市子は周囲から厚く信頼されるベテラン訪問看護師。特に訪問先の大石家の長女、基子は市子に勉強も見てもらっていて、市子を強く慕っていた。ところがある日、大石家の次女のサキが失踪する。まもなく無事保護されるが、犯人は意外な人物だった。事件への関与が疑われた市子は、ねじ曲げられた真実と予期せぬ裏切りにより、築き上げてきた生活が崩れていく。追い込まれた市子は葛藤の末に復讐を決意するが…

監督: 深田晃司
出演: 筒井真理子、市川実日子、池松壮亮、吹越満
日本公開: 2019 | 本編: 104分 | ジャンル: サスペンス、ドラマ |
日本語音声・フランス語字幕