♦ プレミア上映 ♦

 

<作品概要>
河瀨直美監督の待望の最新作。直木賞・本屋大賞受賞のベストセラー作家・辻村深月によるヒューマンミステリー小説を映画化。子供に恵まれない夫婦と、14歳で妊娠し子供を手放さざるを得なかった幼い母。自身も養子として育った河瀬監督が、特別養子縁組で芽生えた家族の美しい絆と葛藤を描く感動のドラマ。

<ストーリー>
不妊で子どもに恵まれなかった栗原清和と佐都子の夫婦は、特別養子縁組を支援する団体を通じ、生まれたばかりの男の子を迎え入れる。朝斗と名付けた息子と幸せな日々を送り、6年が過ぎたある日、朝斗の産みの母親・片倉ひかりを名乗る女性から電話があり「子どもを返してほしい。それが駄目ならお金をください」と要求される。6年前に一度だけ会ったひかりは当時14歳の中学生で、引き取られてゆく自分の子どもへの手紙を佐都子に託す、心優しい少女だった。渦巻く疑問の中、訪ねて来た若い女にはあの日のひかりの面影は微塵もなかった。いったい、彼女は何者なのか、何が目的なのか?

監督: 河瀬直美
出演: 永作博美、井浦新、蒔田彩珠、浅田美代子
日本公開: 2020 | 本編: 139分 | ジャンル: ドラマ | 日本語音声・フランス語字幕