高井潤。東京都出身。写真家。
原発から27キロ程に位置する小さな集落「末続」。

事故後1か月間程の避難生活から戻り、暮らしを取り戻そうとする人々に心を動かされ高井は「末続」を撮り始める。
彼の写したポートレイトや日常風景が伝える末続の暮らし。そこに写っているのは以前とは少し違うが驚くほどありふれた、日本のどこにでもあるような光景と、強かに暮らしを紡ぐ人々である。