料理研究家・土井善晴氏は、日本の料理を初期化し、命を作る仕事である家庭料理の本質を伝えるための活動を精力的に行っています。また、変化する料理とその周辺を考察した食文化を提案し、日本の未来を担う若者に持続可能な日本らしい食を伝えています。今回、ご来仏の機会を捉え、土井氏に日本文化、日本料理についてご講演いただきます。その後、土井氏の娘であり、料理家である土井光氏と、彼女のL’institut Paul Bocuse時代の同級生であり、日本への留学経験のあるシェフ Blanche LOISEAU氏が、日本文化、味噌への可能性をめぐって対談します。