1954年の開校以降、常に新たな教育に挑み、多くの次代を担うプロを育て続けている東京製菓学校。同校で和菓子の知識と技術を学び、この3月に卒業した若い和菓子職人たちがパリでその成果を披露します。


4種類ほどの和菓子からお好みの和菓子を一つご自由にお選びいただき、若い職人たちがみなさんの目の前で技を披露いたします。お菓子はお抹茶と一緒にどうぞ。また、お土産に和菓子を一つプレゼントさせていただきます。


なお、長年にわたって日本人の生活文化の中で育まれ親しまれてきた菓銘をもつ生菓子(練り切り、こなし)が文化庁の審査を経て、2021年に日本の認める『登録無形文化財』になりました。


※練り切りとは、白漉し餡に求肥等のつなぎを混ぜ合わせ、練り上げたもので、こなしは白漉し餡に小麦粉等を混ぜ、蒸したものを揉みこなしたものです。「練切」が関東で主流なのに対し、「こなし」は主に関西地方で多く作られます。