煎茶道には「和敬清閑」という言葉があります。和を悟り、尊敬と信頼を深め、常に公平で、誠意に満ちた清い心と、肉体的にも精神的にもゆとりをもつことです。
煎茶道のおもてなしの心を5代目小笠原流煎茶道・小笠原秀道家元がデモンストレーションと共にお話しくださいます。

小笠原流煎茶道とは

小笠原流煎茶道は、芦屋市を拠点に全国に8総支部、9地区63支部、南カリフォルニア、中国/北京・上海・杭州に支部を有し、多くの門下生とともに小笠原流煎茶道のもてなしの心を通して日本文化を伝えています。

平成3年には「財団法人煎茶道小笠原流瑞峰庵」を設立し、全国の教室はもちろん、公共団体の事業、さらに米国、中国、カナダ、イギリスなどの諸外国において催された親善茶会、交流茶会、献茶式などにも活動の場を広げています。
平成21年12月には、ロサンゼルス総領事館公邸での「天皇誕生祝賀献茶式」において、茶道の家元として初めて、海外で天皇皇后両陛下の写真の前に玉露茶を献じる栄を賜りました。
また、法人制度の改革により、平成24年4月1日「公益財団法人小笠原流煎茶道」へ移行しました。