パリでラファエル・コランに師事し、日本の洋画の近代化に功のあった黒田清輝(1866~1924)から藤田嗣治(1886~1968)まで、フランスに留学した洋画家たち12名の滞欧中の作品と帰国後の作品約50点を4部構成で紹介・展示する、フランスでは初めての企画。
なお、本展関連企画として、パリ国際大学都市の日本館で、藤田嗣治が1929年に制作した油彩画の傑作『欧人日本への渡来の図』が年末年始を除く毎週木曜・金曜の14時~18時に無料公開される予定。本展覧会は、パリ日本文化会館開館10周年と、東京藝術大学創立120周年を合わせて祝う、未曾有の企画 となる。