四十数年にわたり、ピエール・カルダンの片腕として活躍してきた「高田美」が、パリをはじめとして欧米、中国、日本の各地でその目で見た物をカメラを介して表現した作品は、芸術的完成度が非常に高く、また作者の豊かな人間性をうかがうことができ、来場者を魅了して止まなかった。