カメルーン人アーティストSerge Mouangueによる「WAFRICA」プロジェクトは、日本とアフリカの美的近似性を浮かび上がらせます。今回の展示では、アフリカ布を用いた着物の写真、彫刻等の展示を行います。パリは、日本にとって仏語圏アフリカへの窓口です。「遠くて近い」アフリカを、パリで発見してください。
Serge Mouangue セルジュ・ムアング
カメルーン生まれ。フランスのENSCI (École nationale supérieure de création industrielle、国立産業デザイン高等学校)で学ぶ。オーストラリアで建築家Glenn Murcutt氏に師事した後、東京でコンセプトカーのデザインを行う。5年間の東京滞在後、2008年に「和フリカ」を創設、芸術監督を務める。アフリカのワックス生地を用いた独創的な着物の創作により、2011年のTED Fellowに指名される。作品は、アムステルダムのゴッホ美術館、ニューヨークのアート&デザイン美術館、第6回アフリカ開発会議など、世界中で展示されている。2月には、ロンドンのヴィクトリア&アルベール美術館の“Kimono: Kyoto to Catwalk ”に参加予定。