与勇輝(1937-)は、1965年より布の彫刻で独自の世界を展開してきた日本のアーティストです。

このたび生誕80年を記念してパリで二度目の展覧会を開催し、作家活動50年あまりを代表作で振り返りつつ、今なお制作している新作と合わせてご覧いただきます。

日本国内では、北から南の主要都市で展覧会を開催、巡回し、毎回記録を塗り替えるほど多くの来場者を集めており、国外でもパリのほかニューヨーク、サンパウロで展覧会を開催しました。与の作品は誰もが心の底に持つ郷愁を喚起させ、国や文化が違えども共感を呼び好評を博しています。

本展は、「郷愁の世界」「小津安二郎へのオマージュ」「昭和・メモリアル」など5つのセクションからなり、100点余りの作品が展示されます。

 

座談会

日本の人形作家与勇輝氏が、2月9日から3月3日まで開催される展覧会の初日に「人形芸術」の座談会を実施します。登壇者は、本人とパリ装飾芸術美術館学芸員アンヌ・モニエー氏、聞き手として、作家のニコル・ブシュング氏。

日時:2018年2月9日(金)18時30分より

会場:小ホール(地上階)

入場料:無料(予約制 www.mcjp.fr)

2018年1月10日(水)より予約開始