ニースアジア美術館館長のアドリアン・ボサール氏を講師に迎え、2025年同館で開催された相撲に関する展覧会「L'équilibre absolu(絶対的均衡)」を紹介するとともに、「相撲」について、神道に根差した歴史的変遷から現代大衆文化における位置づけまで、多角的な視点で考察します。さらに相撲の規範、代表的な人物像、伝統、そして「相撲」をテーマとした展示で生じた美術館としての課題についても語ります。


講師:アドリアン・ボサール

1985年生まれ。2013年から文化財保存担当学芸員。フランス・シンガポール国籍。フランスおよびニューカレドニアで育つ。パリ・ソルボンヌ大学、イナルコ(フランス国立東洋言語文化学院)、EHESS(社会科学高等研究院)、フランス国立文化財研究所で学ぶ。フランス考古学、アジア美術、文化施設運営に関する高度な専門性を習得。オワーズ県考古学博物館館長を経て、国立ギメ東洋美術館では中国考古コレクションを担当した。現在はニースアジア美術館、およびニース県立文化施設「リンピア」館長。




アドリアン・ボサール 
©Souhyre Bouhlel