「月刊漫画ガロ」は東京五輪が開かれた1964年に創刊。前衛的な作風を特徴とし、社会の在り方に疑問を抱く若者の表現の場ともなった「ガロ」は、 日本の漫画界に新風を吹きこむ とともに、10年余にわたり高度成長期へと突入していく日本社会の象徴となりました。 初期の「ガロ」は白土三平の「カムイ伝」を主軸としていましたが、その後、水木しげる、つげ義春、つげ忠夫、勝又進、辰巳ヨシヒロといった漫画家達が活躍し、漫画の新しい歴史を切り開いていきました。

本展では、日本のサブカルチャーを代表する漫画雑誌として伝説的な存在である「ガロ」および関連発行物、現物の漫画資料、パネルの展示などを紹介します。
 

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関連イベント

◆ 解説ツアー
日時:本展示の企画者であるクロード・ルブラン氏による解説ツアー
6月14日(火)16時~16時30

講演会:
本展示の企画者であるクロード・ルブラン氏による講演会
日時:6月25日(土)15時~16時30
会場:小ホール
入場料:予約制、無料