1950年(新東宝)・83分・35mm・白黒
監督・脚本:清水宏、脚本:岸松雄、撮影:横山實、美術・舞台設計:伊藤壽一、音楽: 古関裕而、出演:清川虹子,石澤健二,山田五十鈴,黒川彌太 郎,德川夢声,古川綠波,浦邊粂子,飯田蝶子,清川玉 枝,宮川玲子,坪内美子,小島昭治,淺田歌子


『小原庄助さん』に続いて岸と組んだ「母もの」映画。 大映・三益愛子主演の『山猫令孃』(1948,森一生監 督)を嚆矢とする「母もの」映画は,父の権威が失われ た戦後期を代表するジャンルの1つだが,戦後の清水 映画においても盛んに採り上げられることになる。