『DESTINY 鎌倉ものがたり』DESTINY: The Tale of Kamakura

監督:山崎貴
出演:堺雅人、高畑充希、堤真一、安藤サクラ
日本公開: 2017 | 129分 | ファンタジー、ドラマ | 日本語音声・フランス語字幕


<作品概要>
『ALWAYS 三丁目の夕日』の山崎貴監督が、同作の原作者・西岸良平のベストセラーコミックを実写映画化。人と人ならざる魔物たちが仲良く暮らす古都・鎌倉と黄泉の世界を舞台に繰り広げられるVFXファンタジー超大作。主演のミステリー作家役に堺雅人、その若妻役に高畑充希、安藤サクラが死神を演じる他、中村玉緒、堤真一、三浦友和、薬師丸ひろ子ら豪華キャストが賑やかに集結した。

<ストーリー>
鎌倉に暮らすミステリー作家の一色正和のもとに嫁いだ年若い亜希子はその生活に驚く。道を歩けば魔物や幽霊、妖怪や仏様、死神までも現れ、人と人ならざるものたちが共存しているのだ。本業の小説執筆に加え、鎌倉署の捜査にも協力する夫・正和は忙しく、実年齢130歳(?)の家政婦・キンに、腐れ縁の編集担当・本田、果ては貧乏神など個性豊かな面々が次々に現れ騒がしい日々に、亜希子も次第に慣れ楽しく過ごすようになる。そんなある日、病に倒れた正和が目を覚ますと、亜希子の姿が消えていた。実は亜希子は黄泉の国に旅立っていたのだった。正和は彼女の命を取り戻すため、自分も黄泉の国へ向かう決意をする。

<監督プロフィール>
1964年長野県出身。『スター・ウォーズ』に影響され、特撮の道を目指す。阿佐ヶ谷美術専門学校卒業後、1986年にVFXを得意とする映像制作プロダクション白組に入社する。『大病人』(1993)などの伊丹十三監督作品にてSFXやデジタル合成などを担当。監督デビュー作『ジュブナイル』(2000)以来、CGを駆使した映像表現・VFXの第一人となる。昭和33年の街並を細部まで再現し、日本アカデミー賞で最優秀作品賞他13部門を総なめにした『ALWAYS 三丁目の夕日』(2005)はロングランヒットとなり、後に3部作にシリーズ化。その後も『永遠の0』(2013)、3DCGアニメ『STAND BY ME ドラえもん』(2014)など次々と話題作を監督、2019年には漫画『アルキメデスの大戦』の実写版が公開予定。また現代日本を代表する映画監督の一人として、2020年の東京五輪では開閉会式の演出を手がける。

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