今日、フランスにおいて日本映画はすっかり身近な存在となり、それらが映画祭で受賞の栄誉にあずかることも珍しくなくなりました。

2021年6月4日~6日までフォンテーヌブローで開かれる第10回美術史フェスティバルでは、日本映画を俯瞰するプログラムを組んでおり、このフェスティバルの開催に合わせ、パリ日本文化会館では映画と映画祭の関係に焦点を当てたインタビューを配信します。

日本大学芸術学部映画学科で教鞭を取られている古賀太教授をお招きし、西洋における日本映画への熱狂、とりわけ1951年ヴェネチア国際映画祭における黒澤明監督『羅生門』の金獅子賞受賞に始まる、日本映画が世界で飛躍的に注目を集めた時代に焦点を当て、その歴史について語っていただきました。

2021年6月11日より動画を公開予定です。