日本映画と日本酒は昔から同じ食卓を囲んできました。無声映画の時代から監督たちは酒を撮ることを好み、その味わいの場面はスクリーン上で常に美しいシーンを生み出してきました。日本酒と最も結びつきの深い映画監督といえば小津安二郎ですが、ほかの監督たちもまた、盃を手にした大スターたちを集わせ、観客を大いに楽しませてきました。恋の酒、メロドラマの酒、喜劇の酒、日本映画はあらゆる味わいを知っています。本講演では、映像資料を交えながら、スクリーン上で日本酒が分かち合われた名場面を振り返ります。映画監督であり、日本映画に関する著書を持つ作家、またソルボンヌ・ヌーヴェル大学の教員でもあるパスカル=アレックス・ヴァンサンが、この味わい深いテーマについて語ります。

続いて、「Kura Master」和酒アルコールに登場したものの中から100種類の日本産酒類の試飲会も行います。10周年を迎えた「Kura Master」の最高賞である「プレジデント賞」を受賞した日本酒も、パリで唯一、この機会に味わえます。







 関連上映会 


「日本映画と酒」講演会の関連映画上映を以下の通り実施します。


■ 10月10日(土)14:00  「お茶漬の味」
会場:小ホール(地上階)  / 一律料金 : 3 €
監督 小津安二郎/ 1952年 / 1h56 / 日本語音声・仏語字幕付き / DCP
画像  © Shochiku Co., Ltd.





 

■ 10月10日(土)17:00  「浮雲」
会場:小ホール(地上階)  / 一律料金 : 3 €
監督 成瀬巳喜男/ 1955年 / 2h04 / 日本語音声・仏語字幕付き / DCP
画像 ©1955 TOHO CO., LTD. Tous droits réservés