国立新美術館主任研究員の吉村麗Akata編集長のブルーノ・ファムによる講演会。吉村の研究テーマである少女漫画の多様性について、「少女漫画黄金期」の立役者として現在も精力的に活動する萩尾望都、山岸凉子、大和和紀の作品を中心に紹介します。 また、フランスにおける少女漫画の普及に貢献してきたファムとともに、少女漫画を日本文化や社会の鏡として捉え、その歴史、美学、日常生活との結びつきについて、日仏双方の視点から議論します。 



講師

吉村 麗(よしむら・れい) 

国立新美術館 主任研究員 

マンガ研究者。川崎市市民ミュージアム・漫画部門学芸員(2014~17年)を経て、2017年に国立新美術館の客員研究員に着任、2021年より特定研究員、2025年より現職。 
川崎市市民ミュージアムでの代表的な展覧会は、「『スピード太郎』とその時代~市民ミュージアム所蔵・宍戸左行遺品資料を中心に~」(2015年)、共同キュレーション企画「江口寿史展 KING OF POP」(2015年)や「『描く!』マンガ展 ~名作を生む画技に迫る―描線・コマ・キャラ~」(2016年)など。 
国立新美術館では、日仏修好160周年記念のパリにおける展示プロジェクト「MANGA⇔TOKYO」(2018年、ラ・ヴィレット)、大英博物館の「Manga」展(2019年)の海外プロジェクトに携わったのち、「MANGA都市TOKYO ニッポンのマンガ・アニメ・ゲーム・特撮2020」(2020年)を担当。また、近年の担当展示は漫画にとどまらず、「庵野秀明展」(2021年)、「ワニがまわる タムラサトル」(2022年)、「NACT View 02 築地のはら ねずみっけ」(2023年)、「CLAMP展」(2024年)など多岐に渡っている。