戦後に登場した米澤玩具の「ミスターアトミック」のようなブリキ製ロボットから、1980年代に漫画やアニメといったメディア・フランチャイズの影響を受け、大人向けに販売されるようになったプラモデルに至るまで、ロボット玩具は日本の産業や経済発展とともに進化してきました。日本文化の象徴ともいえるロボットは、現実社会においても、ロボット工学が幼い頃から日常生活のなかに自然と受け入れられるような役割を果たしてきました。

 本講演会ではカリム・シャレディブ(レンヌ第2大学准教授)が日本の玩具産業におけるロボットの特異性、そして日本の経済的・文化的背景におけるその位置づけを分析します。



開催日時:

 2025年11月4日(火) 18時30分~






 講師紹介 


カリム・シャレディブ氏(レンヌ第2大学准教授)



造形芸術、日本文化が専門。現代社会を批判的にとらえる分析として、フィクションにおける他者性(モンスター、ロボット、ゾンビ、ノンプレイヤーキャラクター(NPC)、怪獣等)に焦点を当てた研究をおこなっています。日本文化におけるゾンビや巨大ロボット(メカ)の表象について多くの論文を執筆、講演をおこなっています。2024年には"Neon Genesis Evangelion : une science-fiction (monstrueusement) contemporaine"(「新世紀エヴァンゲリオン:(怪物的に)現代的なSF」)(フランソワ・ラブレー大学出版)の編集を担当しました。