フランスで1982年から毎年6月21日に開催されてきた音楽の日。無料コンサートで音楽を楽しむ、国を挙げての音楽の祭典です。

この特別な機会に、宮古民謡唄者・與那城美和パリ三線クラブ唄三線倶楽部結の音」を迎え、沖縄音楽と舞踊の魅力あふれる世界をお届けします。

琉球古典音楽から、生きる喜びと時に哀愁を感じさせる宮古民謡、力強いリズムが魅力の沖縄島のエイサー、豊作を祈願し輪になって歌い踊る宮古島の「クイチャー」まで、沖縄音楽と舞踊の多様性を余すところなくお楽しみいただけるプログラムです。



【出演者プロフィール】

與那城美和

宮古島市出身(旧平良市)。幼少期から母の影響で宮古民謡、三線、宮古舞踊に親しむ。宮古島の民謡や古謡の世界の紹介・普及を目指し、県内外で活動中。琉球古典音楽 野村流伝統音楽協会教師。 2017年から活動している「Miuni(御舟)」の歌・三線担当。2017年、2019年、2023年Peter Barakan氏監修の音楽フェスティバル「Live Magic」に出演。2022年、橋の下世界音楽祭に Miuni として出演。


唄三線倶楽部「結の音」

宮古島の文化と言語を守りながら、民謡を通じて島の魅力を発信することを目的に、2014年結成。宮古島市生涯学習事業「初めての三線講座」終了後、受講生らにより結成された。三線講座で講師を務めた與那城美和が現在も指導を行う。


パリ三線クラブ

2009年に三線の名手・野村流喜瀬真人が渡仏した際に創設され、現在では約30名の愛好家が所属し、沖縄の伝統音楽を学ぶ。沖縄の伝統的な楽器である三線を中心に、太鼓やその他の楽器を取り入れたパフォーマンスにより沖縄の豊かな音楽文化の魅力をパリをはじめフランス各地で紹介。



【プログラム】

かぎやで風

新安里屋ユンタ

豊年の歌

なりやまあやぐ

中立ぬミガガマ 

東里真中

てぃんさぐぬ花

エイサー

與那城美和ソロ 

だんじゅかりゆし

与那国の猫小

池間の主

豊年のクイチャー

漲水のクイチャー