日本舞踊(歌舞伎舞踊)はその主要な演目の多くが江戸時代に歌舞伎役者により初演された作品で、近代以降も歌舞伎舞踊の振付師により多くの作品が生まれ、重要無形文化財に指定されています。
幅広い演目の中には能や狂言、文楽の作品を元にした作品も数多く、日本舞踊はまさに舞踊と演劇の間に位置する芸術であることが特色と言えます。
今回は日本舞踊の五大流派の一つ、初世宗家の生誕から三百有余年、最も古い流派の一つである西川流の西川市女裕が、三味線の守啓伊子とともに、日本舞踊の代表作「藤娘」と「京鹿子娘道成寺」を披露。皆様を江戸時代の文化と伝統美へ誘います。