日本の代表的な横笛である篠笛と能管は、繊細さとダイナミックな響きを併せ持つ、大変魅力的な楽器です。本公演では、歌舞伎音楽で演奏される伝統的な長唄の演奏と共に、 藤舎理生が、笛の未来を見据えて自ら作曲した創作楽曲を披露する、意欲的な演奏会となります。笛の演奏と共に、数百年と変わらぬ響きである長唄三味線、小鼓、太鼓の音も楽しむことが出来る、パリでは貴重な機会です。
また、クロード・ルデュー氏に、篠笛・能管曲の新作を委嘱した作品を初演。フランスと日本の融合をお楽しみに。
【プログラム】
長唄 越後獅子
長唄 黎明
創作 天界一会 藤舎理生作曲
委嘱新作 クロード・ルデュー氏作曲 篠笛・能管曲
創作 天翔る 藤舎理生作曲
長唄 勧進帳
【出演者】
藤舎理生 篠笛・能管
杵屋巳織 三味線
守啓伊子 三味線
東音大島早智 長唄
桜間彦慶(蘆慶順) 小鼓・太鼓
藤舎理白(神田望美) 篠笛・能管
ダニエル・ルービンシュタイン ピアノ
【出演者プロフィール】
藤舎理生 (とうしゃ りを)
人間国宝 二世藤舎名生に師事。日本の古典邦楽の専門家として、伝統的な笛演奏の他、篠笛・能管曲の作曲、洋楽器とのコラボ、「藤舎理生 笛の世界-未来への様相」シリーズのリサイタル公演(第74/77回 文化庁芸術祭参加)、CD制作等で、笛の多様な世界を追求、内外に発信する活動を行う。「理生の会」を主宰し、後進の指導にも力を注ぐ。京都祇園東検番の専属師匠を務める。