日本列島各地の伝統工芸は、モノを芸術の域まで高める「ものづくり」の価値観を原点としています。今日でも、歴史ある伝統工芸品の優美なデザイン、繊細な手作業、そしてその高い完成度は日本人の日常生活を豊かなものにしてくれます。


第9回目となる本展では、生活に欠かせない三つの要素「衣・食・住」をテーマに、日本の地方に根付いた伝統工芸の職人の技が現代の生活に息づく多様な展示品を通して、その豊かさの一端をご紹介致します。