厚司(アツシ)とは、オヒョウやシナノキ等の樹皮を用いたアイヌ民族の伝統的な樹皮衣で、原始的な腰機技法によって織られてきました。
アイヌの人々にとって、動植物、山や川など自然の他に人間がつくった道具もカムイ(神)「神(カムイ)」が宿るとされ、木の皮は立ち木の神の衣であり、その神の衣の一部をいただいて自分たちの着物を作るものと考えられており、今でもアイヌ文化として大切に受け継がれています。
本講座では、自然の恵みに感謝し尊ぶアイヌの人々が使用した織機「アットゥシカルペ」と類似する原始的な腰機技法を用いて机上で厚司織りを体験し、織紐のしおりを制作します。
講師:梶原章代