本公演は、雅楽と現代音楽の融合をライフワークとし、ドラマ『SHOGUN』の音楽でエミー賞・グラミー賞にノミネートされた作曲家・石田多朗による最新プロジェクトです。1300年の歴史をもつ「雅楽」を基盤に、クラシックのストリングスや電子音響を重ねることで、現代的で美しく、エンターテイメント性も備えた音楽体験を創出します。人間の尊厳、死、記憶、喜びといった普遍的なテーマを、音によって深く描き出します。あわせて、日本最古の伝統音楽である雅楽を、現代にどう活かし、いかに美しく響かせうるかを、芸術性と技術の両面から追求する試みでもあります。
プログラム
太食調音取 | Netori
小乱声 | Koranjo
陵王乱序 | Ranjo
盤渉調調子 | Banshikicho no Choshi
骨歌 | Kotsuka
死者の書 | Book of the Dead
双調音取 | Sojo no Netori
常世 | Tokoyo
アーティストプロフィール
石田多朗
ボストン生まれ。東京藝術大学大学院修了後、雅楽作曲に挑戦し、オリジナル楽曲「骨歌」が坂本龍一に評価される。 その後、重度の精神疾患を経験し、栃木県へ移住。一時は音楽から離れるも、その間に音楽哲学を再構築し、再び創作の道へ戻る。 2022年、ドラマ『SHOGUN』の総合アレンジャーを担当。エミー賞、グラミー賞などにノミネートされ、国際的な評価を受けた。 現在は雅楽と現代音楽、西洋音楽を融合させた独自の表現で、作曲・演出・プロデュースなど、多面的に活動している。