トランスフィア#7

コンタクトゴンゾ パフォーマンス
3月26日 午後7時-7時30分
展示ホール(2階)
入場無料予約制 2月27日予約開始

来場者の安全のため、3月26日午後7時~7時30分のパフォーマンスの時間帯に関し、展覧会への入場はパフォーマンスのチケットをお持ちの方のみとさせていただきます。

特別映画上映
2月28日 19時~
コンタクトゴンゾ映画作品「minima moralia」/105分
小ホール(地上階)
入場無料予約制

 

パリ日本文化会館では、日本の現代の創造性を紹介する展覧会を「トランスフィア」シリーズとして2016年から開催してきました。7回目に当たる今回は、その最終回を飾る「トランスフィア#7 塚原悠也+コンタクトゴンゾ watching you surf on beautiful accidents」になります。本展は彼らにとって、フランスで初めての展覧会です。

コンタクトゴンゾは、2006年に塚原悠也がダンサーの垣尾優と二人で始めた大阪を拠点とするパフォーマンスのグループで、過酷な身体的接触を特徴とし、路上での喧嘩、時にはダンスの振り付けなども想起させます。

ゴンゾジャーナリズムの先駆者であるハンターS.トンプソンが、従来のジャーナリズムの慣習を覆したように、コンタクトゴンゾは、コンテンポラリー・ダンスの規範を侵犯します。公共スペース、公園、ギャラリー、美術館など、多様な場所でのパフォーマンスを撮影し、その映像をYouTubeで公開することを通して、彼らは急速に注目されるようになりました。

「watching you surf on beautiful accidents」は、舞台芸術と現代美術の両分野で称賛され、日本のアートシーンにおいて議論をまきおこしてきた彼らの独創的な軌跡を明らかにします。本展は2部で構成され、 第1部では、コンタクトゴンゾの現メンバーで、時には舞台美術を担当する塚原悠也の作品を紹介します。塚原は本展のために、都市の速度のメタファーとしてのベルトコンベアを使ったインスタレーションを手がけました。第2部は、コンタクトゴンゾの過激で新鮮なパフォーマンス映像とその他、新作や旧作を紹介します。