ピアノ Heyoung Park, Roustem Saitkoulov
フルート 北川森央, Mihi Kim
ヴィオラ Jacques Maillard
ハープ Hélène Silvie
パーカッション Thierry Le Cacheux, Martina Russo, Corentin Aubry, Maxime Maillot
尺八 CreaSion
ギター Jorge Molina
俳句朗読 Théophile Choquet, Hiromi Asai
西洋音楽を織り交ぜ、芭蕉から武満へ。西洋と東洋の出会いを試みるコンサート。
自然の神秘は音楽や詩といった様々な芸術に影響を与えてきた。たとえば俳句は自然を詠む芸術である。松尾芭蕉の俳句を引用しながら、クラシック音楽をパリ日本文化会館なりのアプローチで提供する。
フランスで人気の高い現代音楽の作曲家、武満徹。詩・絵画・浮世絵そして小説などにインスパイアされた作品があり、またドビュッシーやメシアンの感性を想起させる繊細さに満ちた作品もある。自然の神秘をキーワードにしたこの二晩のコンサートを通し、西洋音楽と日本の関係を提示する。
曲目
11月6日（金）
Thierry Le Cacheux （パーカッション）
- 武満徹 ムナーリ・バイ・ムナーリ
Heyoung Park （ピアノ）
- 武満徹 雨の樹素描 II－オリヴィエ・メシアンの追憶に－
- ドビュッシー 荒れた寺にかかる月
（休憩）
Mihi Kim (フルート), Jacques Maillard (ヴィオラ), Hélène Silvie (ハープ)
- 武満徹 そして、それが風であることを知った
- ドビュッシー フルート、ヴィオラとハープのためのソナタ
Roustem Saitkoulov （ピアノ）
- ラヴェル 夜のガスパール
11月7日（土）
Martina Russo, Corentin Aubry, Maxime Maillot （パーカッション）
- 武満徹 雨の樹
CreaSion （尺八）, Jorge Molina （ギター）
- 横山 勝也 魔切
- 古典 山越え
- 武満徹 海へ
（休憩）
北川森央（フルート）
- 武満徹 声
巡り -イサム・ノグチの追憶に
Heyoung Park, Roustem Saitkoulov （ピアノ）
- ラヴェル ダフニスとクロエ 第二組曲 一台四手