山に入った旅人に粗暴の限りを尽くしていた山賊の男は、謎めいた美しき女に心を奪われる。満開の桜の美しさが二人を狂気に満ちた殺戮へと引きずり込んでゆく――古来より日本人が抱く自然の美に対する畏怖の心を描きだした怪奇譚。今年生誕120年を迎える坂口安吾(1906-1955)の原作を篠田正浩監督が映画化。
▶ ジュリアン・セヴェオン(ジャーナリスト、翻訳家、映画監督、編集者)による上映前作品紹介トーク
監督 篠田正浩 │ 原作 坂口安吾 │ 出演 岩下志麻、若山富三郎 │ 音楽 武満徹
1975年 │ 95 分 │ カラー │ 35mm │ フランス語字幕付き上映