2 夜にわたってお届けする日本の若手アニメーション作家の短編作品上映会と交流会。一夜目は東京藝大でアニメーションを学ぶ修士課程の学生、二夜目は文化庁による若手クリエイター支援事業の一環で渡仏する若手作家たちの作品を上映し、観客との交流の機会を創出します。




東京藝術大学大学院映像研究科は、2005年に日本ではじめての国立の映画専門学校として設立され、濱口竜介監督をはじめ、第一線で活躍する映画作家やクリエーターを数多く輩出してきました。2008年に設立されたアニメーション専攻では、山村浩二監督や片渕須直監督など日本のアニメシーンを代表する講師陣のもと、学生たちはアニメーションならではの独自の表現を追及しています。 

 当館との三年目のコラボレーションとなる今年は、これからのアニメシーンを担っていく修士課程の学生たちの最新の短編作品を一挙に13作品上映します。上映後には、8名の若き監督たちも登壇する予定です。アニメーションの最先端の表現にふれる機会をぜひお見逃しなく。 

 

上映作品(全62分、英語字幕付き): 郭伊妮『朝、緑という名の木へ』、HSU CHIH CHENI』、木村友輝『Sandbox』、松田華凌『たまごやき』、大原せい『ぼくの!』、孫邐安『HOLY FECES』、丹治奈美『はいいろ  つくろう』、ニシキ『回響』、山中千尋『霞始めてたなびく』、まる あかり『私を見つけて』、辻仁奈『グッド・喪ーニング』、李姿婷『Glass and Kumo』、午菴クルミ『さかのめ』 

 

登壇者(予定): 郭伊妮、HSU CHIH CHEN、木村友輝、松田華凌、大原せい、孫邐安、丹治奈美、ニシキ