施設について

パリ日本文化会館は総床面積7,500 m²、うち一般公開スペース4,500 m² 、地上6階を含む全11階建ての建物です。設計は1989年に実施された国際設計競技(コンペ)で選ばれた山中昌之、ケネス・アームストロング両氏に よるもので、建設にセローおよびアルコラ・グループの支援を得て、アームストロング建築事務所により完遂されました。

大ホール
450 m²、地下3階
この多目的ホールは可動床式になっており、ダンス、演劇、コンサートなど公演内容に合わせて舞台設定ができるようになっています。 ホールの定員は約300名、講演会やシンポジウムにも利用されています。

フォワイエ
地下3階
フォワイエでは 不定期に小規模の特別展も実施しています。

小ホール
130 m²、地上階
200 9年の大規模な改装工事のあと、定員128名の多目的ホールに生まれ変わりました。映画上映、ミニコンサート、講演会などに使用されています。

教室
2室、2階(仏式1階)
生け花、書道、碁、折り紙、マンガ教室など多彩な教室事業を展開しています。

展示ホール
500 m²、3階(仏式2階)
人工的な照明だけでなく自然光を取り入れた展示も可能な設計で、多様な空間構成に対応できるようになっています。

図書館
500 m²、4階(仏式3階)
入場無料。日本関連の人文科学、社会科学、文明を中心とする豊富な蔵書を備えています。蔵書の一部は貸し出しも行っています。 情報サービスでは、実際に来館された利用者のお手伝いをするほか、郵便・メールなどによるお問い合わせにも応じています。

日本語教室
100 m²、5階(仏式4階)
日本語講座の教室が2室あります。

茶室
6階(仏式5階)
裏千家により寄贈された茶室「好日庵」があり、定期的に茶の湯が開催されています。

厨房スペース
6階(仏式5階)
各種設備の整った厨房スペースがあり、日本料理文化を紹介するデモンストレーションに利用されています。

レセプションホール
120m²、6階(仏式5階)
最大収容人数約100人。ビデオプロジェクター一式を備え、各種レセプションの他、セミナーや講演会などに活用されています。テラスからはセーヌ川を一望できます。