1909年の国際オリンピック委員会のピエール・ド・クーベルタンの呼びかけによって、嘉納治五郎は国際スポーツ界で重きをおかれた最初の日本人となった。1940年の東京オリンピック(中止)の際に柔道を正式競技に登録しようとした試みは、嘉納の業績があってからこそであった。
「より速く、より高く、より強く」を掲げるオリンピックと「自他共栄」を目指す柔道。これら身体鍛錬の哲学的概念の相違は何であろうか?どうやって、そして、どのような影響を受け、武道は近代スポーツの中で変化したのか?
本講演会では、様々な観点から柔道とオリンピックについて考察する。
登壇者
‐ティエリー・レイ:オリンピックメダリスト、パリ2024オリンピック特別顧問
‐パトリック・クラストル:スポーツ史研究者、ローザンヌ大学
‐ミシェル・ブルス:仏柔道アカデミー事務局長
山下泰裕氏の登壇はキャンセルとなりました。
討論セッションにはオリンピック関係者(ジャン=リュック・ルージェ、ブリジット・ディディエ、ファビアン・カニュ、ニコラ・メスナー)も登壇予定。