教育・雇用現場をはじめ日本、フランスでもインクルーシブ社会の実現に向けた改革が進められている。障がいのあるアーティストが制作をおこなう場が福祉施設内に設けられ社会に溶け込んでいる日本と、文化芸術活動の歴史深いフランス、各国におけるアール・ブリュット(Art brut)の現状は?障がい者の職業訓練や雇用状況は?社会との繋がりの鍵となる文化交流や生活・職場環境の整備について考察する。


障がい者を主人公に彼らの世界に焦点をあてたドキュメンタリー作品制作に長年関わり続けるプラネタフィルムの伊勢朋矢 監督、作家として「書くアトリエ」を展開するサンドラ・コレンダー氏、アソシエーションを立ち上げ障がい者の就労や自立支援を目指す元企業家ジャン=フランソワ・デュフレーヌ氏を講師に招き、芸術・文化交流や雇用促進などを中心にインクルーシブ社会について考え、日仏両国の視点を交叉する。

モデレーター:
サンドラ・コレンダー(作家)
講師:
伊勢朋矢(映画監督、プラネタフィルム株式会社)
ジャン=フランソワ・デュフレーヌ(アソシエーション「Vivre et Travailler Autrement」創設・代表)


◆ラウンドテーブルの冒頭で、轟修杜さんの生活を描いたドキュメンタリー「no art, no life ~ Shuto Torodoki」を上映(プラネタフィルム提供、5分間)



轟修杜 のホームページと略歴http://shutotodoroki.com/