▶大森康宏監督による日本の民族映画の上映と講演

国立民族学博物館名誉教授の大森康宏監督にお越しいただき、ドキュメンタリー作品の上映会、および講演会を行います。

上映作品はフランスのジプシーを描いた「ジプシー・マヌシュの生活」「20年後のジプシー・マヌシュの生活」、東北の恐山についての「霊場恐山」「イタコとカミサマ工藤タキに捧ぐ」です。

フランスではまだ広く知られていない日本の民族映画を大森監督ご本人による講演とともにお楽しみください。

大森康宏
国立民族学博物館ならびに総合研究大学院大学名誉教授。民族学博士。
専門は映像人類学(民族誌映画)で著書に「映像としての文化-民族誌映画をめぐって-」(青木保、他編『岩波講座文化人類学第13 巻 文化という課題』、岩波書店、1998)、「映像人類学 人はじめ」(伊藤俊治・港千尋編『映像人類学の冒険』、せりか書房、1999)など。
映像作品も多数制作し、『私の人生 ジプシー・マヌーシュ』(1977)で1985年イタリア・パレルモ第2 回地中海に関する映像人類学映画大会グランプリ受賞、『津軽のカミサマ』(1994)において1995年フランス・パリ第14 回民族誌映画大会ナヌーク賞(グランプリ)受賞。
そのほか国立民族博物館での展覧会も企画。