日本の現在の元号「令和」を揮毫した書家、茂住菁邨。内閣府で辞令専門官を務め、同時に書家として書に向き合い続けてきた40年。彼の足跡をたどる個展が、自身初の海外展となるパリから幕を開けます。篆書や甲骨文など、さまざまな書体を力強く躍動的な筆致で、自在に書き上げた作品の数々を披露します。また、元号「令和」も新たに揮毫して展示いたします。
『言霊の響』展では、実際に作品に触れ、言葉に宿る力、そして一枚の紙の上で墨と余白が紡ぎ出す、書の発する力を体感してください。
なお、パリ展のあとは、東京、故郷の岐阜県高山市、飛騨市の合計4都市で巡回開催されます。
パフォーマンスイベントも2月26日に開催予定です。