森田芳光といえば、欧米では『家族ゲーム』が知られています。このブラック・ユーモア全開の不条理劇『家族ゲーム』の上映をもって開幕する本特集は、『失楽園』『武士の家計簿』『阿修羅のごとく』といった大ヒット作から、『黒い家』『ときめきに死す』『キッチン』などのより作家性が高い作品まで、1980年代の商業監督デビューから30年にわたって、型にはまらずさまざまなジャンルに挑戦し続けた映画作家としての森田芳光監督に焦点を当てるものです。本特集は2024年9月まで続く予定です。
第一部上映作品 : 『家族ゲーム』(1983)、『ときめきに死す』(1984)、『(ハル)』(1996)、『失楽園』(1997)、『黒い家』(1999)、『阿修羅のごとく』(2003)、『海猫』(2004)、『わたし出すわ』(2009)、『武士の家計簿』(2010)、『僕達急行 A列車で行こう』(2011)
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