ひきこもりは1980年代に日本で生まれた現象で、社会からの逸脱と表されることが多いが、当時ひきこもりだった若者は今や50代を迎え、その親世代は80代になった。アジア諸国でみられたひきこもりだが、近年、特にフランスでもこの現象が増えている。精神科医でひきこもりを専門とする名古屋大学総合保健体育科学センター古橋忠晃准教授を講師に迎え、日仏における臨床体験に基づいたひきこもりの現状やその展望について講演を行う。ひきこもりは果たして病気なのか、あるいは一つの生活スタイルなのか。
18時30分~20時30分
小ホール
事前予約・無料
言語:日本語(フランス語逐次通訳付き)