ジャパニーズヒップホップ専門メディアRJHHとともに2月から3回にわたる講演会を通して日本のラップミュージック、ヒップホップシーンの諸相を紹介してきたシリーズ企画「Hip Hop Japonais」。その最終章として、女性ラッパーを2人によるコンサートをお届けします。
COMA-CHIは2005年のB Boy Park MCバトルで女性初の準優勝を飾り、女性ラッパーのパイオニア的存在として、長年不動の支持を得ている業界の重鎮。他方なみちえは1997年に生まれ、東京藝術大学先端芸術表現科を経て、着ぐるみなどの立体造形を作りつつ、詩・歌・身体パフォーマンスなどマルチな活躍で注目される新世代のアーティスト。二つの世代がそれぞれ、DJ Sonikemのビートに乗せてラップを展開します。
COMA-CHIも参加する、前日開催の「ジャパニーズ・ヒップホップにおける女性~その変遷と現在の影響」講演会と併せて、ラップという音楽表現を通して見えてくる日本の一面をお楽しみください。