割れたり欠けたりした器を漆と金属を使って修復し、再び使えるようにする工芸が「金継ぎ」です。「金継ぎ」の発祥は「茶の湯」が盛んになった室町時代(14~16世紀)にさかのぼり、 “侘びさび”の心とともに再生させる精神は日本の誇る文化です。一つの割れやかけを修復するには最短3か月以上を要します。全てに天然の素材を使用する本格的な金継ぎの作品約70点余りがパリに来ました。金継ぎ工芸会に所属する4作家の作品を展示します。
主催:金継ぎ工芸会
後援:笹川日仏財団
地上階エントランスホール火~土 11時~19時入場自由・無料